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Soarist Cafe に参加して、そしてクロスカントリーの世界へ!!!④

④50kmクロスカントリー達成!!

O/Lしてしまった翌週の4月6日は風が強く、板倉滑空場近くに発生したWaveで滞空し、5時間飛行し、反省を活かし新たにセッティングしたGPSを習熟するなどした。

その翌週、4月13日にチャンスはやってきた!

風 南東風2m/s

気温 最低気温2度 最高気温17度

気圧配置 下図

コンディション ブルーコンディション、筑波山付近ではぽつぽつと積雲。

4月13日、この日は平日に予報を確認している時から、風の情報は弱い値を示し、尚且つ珍しくも、東風成分を含んだ風の予報で、サーマルのtopも6000ftくらいが終日継続してありそうという予報で、「これは小山絹滑空場、さらには真壁滑空場まで飛ぶことができるかも??」とワクワクしながらその日を迎えました。

11:51に離陸!銀章は離脱点と離陸地点両方から50km離れなければならないため、板倉滑空場より西側の佐野の町にて3000ftで離脱。Top7000ftまで力強く上がり、ほとんど風で旋回が流されることもなかったので、「今日は行ける。絶好の50km日和だ!」と内心喜び、上昇中は次どこに繋ぐのか?と回りながら考えました。

ただブルーのコンディションだったので、なんの閃きもなく、東の三毳山、大平山の山頂の上を通って、東に向かうプランにしました。ただ、山の上を正確に飛んで、失高を減らそうとしたのですが、ずぶずぶと4500ftまで失高、これは上げ直したいと思っているところで、いつもプラスを供給してくださっているいすゞの工場へ、7300ftまで押し上げていただき、自信を持って小山ローカルにゴー、一度中間地点で前回の反省を意識し後ろを振り返ったりしながら、板倉東北東24km先の小山絹滑空場には6000ftで到達することができました。

次に向かうは真壁滑空場、現在の小山滑空場から、真壁滑空場間は15km。GPSのGotoを小山にし、ReqL/Dが15より大きくなれば、小山に戻ると基準を決めて、前方に見える積雲にそのまま向かいました。

前方に見える積雲とぼんやり近づいてきた真壁近くの筑波山、積雲は近づいている間に崩れてきてしまったがまだプラスのエネルギーは残っていた。

その後、その積雲で雲底まで上げ、無事板倉から東40kmの真壁滑空場に7000ftで到着。(やった!すごいぞ!)その後、50km目標のポイントに向かうため、筑波山を南側に伝っていき、50kmを高度7000ftで到着し無事達成しました!所要時間は約1時間30分。

その後、筑波山に来たことが嬉しくまだ13時半頃だったので、筑波山から加波山へ北上、真壁滑空場から10km折り返したところで、筑波山に戻る。その後、小山絹滑空場のすり鉢に戻るために上げ直そうとしたところ。頑張ってもサーマルtopは6300ftであった。(心はちょっと心配を感じる。)

その後、小山絹滑空場に真っすぐ向かう。

到着は4600ft。まわりはブルー。しかも周辺は小さくて弱いプラスしかない!(+1m程)集中してしがみつき、上げては小山周辺をサーチング、なければ戻るを繰り返し、やっと見つけた少し強めのプラスでtop5800ftを苦しみながら獲得し、無事、板倉滑空場に着陸しました。(所要時間 約4時間10分)

計画通り6000ftをキープし3つのすり鉢を使用した。本当に帰りは苦しかった

時間が経つにつれ、サーマルのトップは下がっている

*私がこのフライトから学んだこと。

1.行きは条件が良かったが、帰りはサーマルTopが低くなり途中苦しんだ。目的地到着必要時間を確認したら、帰りは予想しているサーマルが弱くなる時間から帰りに必要な時間を考慮してホームに戻る判断をすべき。

2.クルージングの最良滑空比速度は厳密に風等考慮して準備しておくべき、帰投ギリギリの高度でクルーズを伸ばしたいときなどとても良い指針になる。

3.長時間飛ぶと携帯電話のバッテリー消費は早い(電波を拾おうと探すため)。

O/Lの時の連絡など必要な時が多々あるので、フライト中はフライトモードにしておく。(私はモバイルバッテリーを積むようにしました。)またフライトプランのクローズ忘れを防ぐため、腕時計等でアラームを設定しておくのも良い。

4.広く探す余裕を高度的に残しておかないと次のすり鉢で大変苦しむ。

5.自分の出発地と目的地両方の周波数が聞ける環境が欲しいと思った。(VHFモニターを購入する?)

・まとめ

ソアリストカフェに参加し、私のフライトライフの世界は大きく広がりました!

Soaristの皆さま、市岡さま貴重な機会を提供していただき本当にありがとうございます!

次は板倉―真壁―鬼怒川or 関宿滑空場の三角コースを回るのを夢見て、自分の世界をじわじわと広げていこうと思います。

皆様も様々な環境の中にいらっしゃると思いますが、是非参加してみて広い世界を飛んでみませんか?

(おわり)

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